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Channel: 花乃Blo.
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断食!パート③!

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こんばんわー。



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目が覚めたら、朝の6時だった。
ボヤボヤと視界が広がるとともに、
ふと、昨日なにも食べてないことを思い出す。


断食2日目。


あぁ、私ちゃんと起き上がれるのかな。






なんて一日何も食べなかっただけで、バイオ・ハザードでいう「レッドハーブ」が、
ファイナルファンタジーでいう「エクスポーション」という強力な回復アイテムが必要なほど、
瀕死の状態になるのかと思っていた。
この平和の絶頂期に生まれた、痛々しい思考。
父よ母よ、本当に今まで毎日毎日ごはんを食べさせてくれてありがとう。と実家を出てからしみじみ思うよ。

でもどうせ使えるなら、今は「毒消し」が欲しい。


しかし思った以上にというか、平常時より空腹感も脱力感も悲壮感もなく、むしろ思った以上に身体も軽く、爽快感に包まれながらむくりと起き上がることができました。まーあたりまえですがね。


それにしてもポカリって思った以上にカロリー高いんだな。
がぶがぶ飲んだけど、逆に言えばあれしか飲んでないのにこれだけエネルギーあるもんね。
だってあれだけ甘いもんね。イオンポカリとかいうちょっと薄味バージョンがあるくらいだし。
小学校の時、保健室の壁に、コーラにはどれだけお砂糖が入ってるのかっていうのが解説された
ポスターが張ってあって、あれを読んでからコーラが飲めなくなったもんね。
でもファンタは平気で飲んでたね。
その辺は今もまだ頭が小学生だね。





さぁ。今日という山を越えれば、この荒れ果てた身体にも、きっと平穏な日々が取り戻せるはず。



でも早起きしたってことはいろんな苦しみを感じる時間が増すってことですよね。
でもね、そんなこともあろうかと、
なんとその日はおデートに行くことになったんですよ。いっちょまえに。

楽しい時間はあっという間といいますか、楽しみは倍に、苦しみは半分に戦法に走ったわけです。
ま、おデートって言っても、仕事効率も悪く、気分転換が下手で、
なおかつハライタを患っている痛々しい私を見かねて、
その日限りで救いの手を差し伸べてちょっとしたお出かけに連れて行ってくれた
やさしいやさしい人でなんですけどね。
お腹はさすっていただいてませんが。いやはやありがとうございます。ほんとに。



なので、嫌なことも辛いことも苦しいことも痛いことも忘れて、
それでも脈絡なく襲ってくる痛みで動きが止まったり、無口になったり、放心状態になりつつも
清く明るく健全で前向きな状態で2日目を耐えることが出来たのでした。
相手方は楽しかったのか、謎ですが。。。



その日の夜からフライングして軽くご飯食べちゃいましたが特に問題なく、
わたしのポンポンは健全に機能してくれたのでした。いやはや、よかったー。




・・・


さて、そんなこんなで断食終了。今回のこの騒動のおかげで、
なんと・・・体重は2キロ半落ち(!!)、ウィルスを出し切り、
その他の毒素も出し切り、肌はツヤツヤになり、
おまけに人に手を差し伸べていただけるという、
それはそれは素晴らしい恩恵を受けられたのである。
25歳の曲がり角、各部位のプヨプヨはもちろん筋肉に化けてくれやしないが、
それなりに減少し、お肌の悩みもきれいサッパリにと、
曲がり角を曲がる直前くらいにまで戻ったのではないでしょうか。

思ってた以上の収穫に、恨むどころか感謝です、ウィルス様。
お腹が痛いのは嫌だけど、これは半年に1度ペースでやってもいいかもしれない。
しかし健康な状態でこの断食をやるには相当な気合いと、どうしても痩せなきゃいけない理由が必要であることは確か。


ウィルス性胃腸炎と壮絶な戦いを繰り広げ、お腹の中がいろんな意味で空っぽになったと共に、
結局私は「やっぱりダイエットが成功しないのは気合が足りないからだよ」と豪語してしまう嫌なやつに戻ってしまったのだった。





おしまーい





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